Dracula によるデザインルールチェック

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draculaの実行
Draculaは,コマンドラインから実行できるDRCのためのプログラムです.
- ルールファイルを編集します.
PRIMARY = レイアウトの時につけた名前
INDISK = ストリームファイル(GDSIIフォーマット)の名前
PROGRAM-DIR = ***/***/cadence/tools/dracula/bin/ ← システムに合わせて編集して下さい.
- 実行ファイルを作成します.
%> PDRACULA
プロンプトが現れたら,以下に示すコマンドを入力して下さい
- /get dracula.rul
- /next
- /next
- 場合によっては, (Y/N) って聞かれる場合があるが、その場合には y を
選択して下さい.
jxrun.com が カレントディレクトリに作られ
たことを確認して下さい..
- jxrun.com を実行します.
%> jxrun.com
- DRCの結果,出力された次の二つのデータからエラー箇所を確認します.
printf.sum (Text file)
ルールに記載されたエラーの種類と,そのエラーの数が書き込まれています.
output.str (Stream file)
エラーカ所の座標が,格納されています.AquariusXO や,Cadence にstream
in して,エラーカ所の座標と,レイアウト図形の座標を照らし合わせること
により,エラーを見つけることができます.
- 注意 : 以下のエラーは無視して下さい.
- MX001A35
- MX051A35
- MX91835
以上の3つはI/Oパッドで出る疑似エラーです.問題はありません.
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dracula
Edited by Tohru Ishihara