ディジタル集積回路の設計と試作

- ディジタル集積回路の設計と試作
- VDEC監修 浅田邦博 編 (培風館)
- ISBN4-563-03547-5 / 定価 3000円
- 著者: 越智 裕之(広島市立大学)、池田 誠(東京大学)、小林 和淑(京都大学)
- 目次
第1章 序章
第2章 初めてのVerilog-HDL
第3章 Verilog-HDLの文法
第4章 合成可能な記述の書き方
第5章 電卓の設計
第6章 電卓の周辺回路の設計
第7章 セルベース/ゲートアレイ方式へのマッピング
索引
- 概要
LSI設計はかつての図形をもとにした設計から、ハードウエア記述言語(HDL)を
用いたプログラミング感覚で行なわれるものに様変わりし、生産性の向上と設計資産活用という
概念を生んだ。本書は代表的なHDLの一つである、Verilog-HDLを用いた、ディジタル集積回路設計の入門書である。
まずディジタル回路の基本を述べ、続いてVerilog-HDLの基本を例を交えて丁寧に解説している。
さらにシミュレーション検証の方法、論理合成を効率よく利用するためのコーディング技術、
具体的な設計例としての電卓の設計と続き、最後に設計したディジタル回路を実チップに
仕上げる具体的手順を述べる。
本書を通読することにより、LSIチップ設計の疑似体験が出来る。設計ツールを手元に置いて演習を
行ないながら読める、LSI設計・試作のよき手引書である。
VDEC Home Page / Univ. of Tokyo. / www-admin@vdec.u-tokyo.ac.jp