大学院学生・企業若手技術者を対象とした
「VLSI設計・夏の学校」のお知らせ
日本学術振興会
超集積化デバイス・システム第165委員会
委員長 広瀬 全孝
拝啓 盛夏の候 ますますご清祥のことと申し上げます.
さて,日本学術振興会超集積化デバイス・システム第165委員会は将来のVLSIについて議論する目的で活動をいたしております.今年もVLSI設計に携わる大学院生および企業の若手技術者を対象とし,東京大学VDECと共催で恒例の「VLSI設計・夏の学校」を企画いたしました.専門の講師の方に,回路・デバイスの基礎から応用まで幅広く講演していただきます.奮ってご参加下さいますようご案内申し上げます.
なお,参加を希望される方は,8月13日(金)までに末尾の申込票にて電子メールでお申し込み下さい.
敬 具
記
学振第165委員会「VLSI設計・若手夏の学校」
日時: | 1999年8月20日(金) 10:30 - 17:00 |
場所: | はあといん乃木坂健保会館 地下1階「フルール」 |
東京都港区南青山1-24-4 | |
03-3403-0531 | |
地下鉄千代田線乃木坂駅直結 | |
(乃木坂駅4番出口を出ますと直接会場につながります) | |
参加費: | 無料 |
対象: | 大学院学生・企業若手技術者 |
主催: | 日本学術振興会超集積化デバイス・システム第165委員会 |
共催: | 東京大学VDEC |
プログラム
10:30〜12:00
講師 和田 知久 (琉球大学・情報工学科)
「最近のデジタル機器の構成レビューとLSI設計者が学ぶべきこと」
PCアーキテクチャ、MPEG、3次元グラフィックス、携帯電話等の構成を簡単にレビューし、システムオンチップ時代のLSI設計者が学ぶべき機能や技術を紹介する。
13:10-14:10
講師 谷口 研二 (大阪大学・電子情報エネルギー工学専攻)
「アナログ応用を目指してMOSFETを再勉強する」
短チャネルMOSFETの動作原理、MOSFETの雑音、MOSFETの特性ばらつきの原因について述べる。さらに基本アナログ回路ブロックでのMOSFETのマッチングの問題とレイアウトの考え方について述べる。
14:10-15:30
講師 永田 真 (広島大学・電気工学科)
「アナログ回路設計」
AD混載技術のキー・デバイスであるAD/DAコンバータの動作原理及び代表的なアーキテクチャについて概説する。また、微細CMOS技術と整合性の高いオーバー・サンプリング型ADCについて、設計事例を含めて解説する。
15:40-17:00
講師 水野 弘之 (日立製作所・中央研究所)
「ディジタル回路設計」
LSIの低電力化は近年のシステムLSI時代の最重要研究課題の一つである。ここでは近年話題になっている低電圧・低電力回路技術についてレビューし、システムLSI設計者が取り組むべき課題について述べる。
お問い合わせ先
平本俊郎
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター
Tel: 03-3402-6231 ex.2370
Fax/Tel: 03-3402-0873 (direct)
hiramoto@nano.iis.u-tokyo.ac.jp
学振165委員会「VLSI設計・夏の学校」申込票
電子メールでお申し込み下さい:hiramoto@nano.iis.u-tokyo.ac.jp
氏名:
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電子メールアドレス:
(注)