コースR: CMOS-RF集積回路設計と演習

日程: 1月9日(火)〜13日(土) 1月10日(水)〜13日(土) [※ 変更しました]
定員: 35名程度
場所:東京大学武田先端知ビル1階 セミナー室
講師: 松岡 俊匡 (大阪大学 助教授)藤島 実 (東京大学 助教授), 日本マイクロニクス
講義内容
1/10(水)
10:00-18:00
RF CMOS 回路の基礎1 (松岡)
1/11(木)
10:00-18:00
RF CMOS 回路の基礎2 (松岡)
1/12(金)
10:00-18:00
基礎、分布定数回路 (藤島)
1/13(土)
10:00-12:00
RFオンウェハ測定 (藤島)
13:00-17:00
RFオンウェハ測定実習 (協力:日本マイクロニクス)
(13:00-15:00 と 15:00-17:00 の 2 回に分けて実施)
[※ 1/9 に予定していた「RF回路シミュレーションのためのMOSFETモデル」(江崎 達也・広島大学 助教授) は都合により中止になりました。 既にお申し込み頂いた方には個別に連絡いたします。]
講義詳細:
講義題目: RF CMOS 回路の基礎
講師氏名: 松岡 俊匡 (大阪大学 助教授)
概要:

本設計演習は、RF CMOS 基本回路に対する基礎的な理解を最終目標として、講義と演習とで構成されます。 講義では、RF回路で重要となる特性についての説明に続き、低雑音増幅回路、ミキサ、電圧制御発振回路などの基本回路の基礎を説明します。 演習では、講義での説明内容を、実際にCADを用いて確認します。 本設計演習は、電子回路や半導体工学の基礎知識を有するが、RF回路の設計経験のない人を対象としています。

講義題目: 基礎、分布定数回路
講師氏名: 藤島 実 (東京大学 助教授)
概要:

本設計演習は、RF回路に対する基礎的な理解と集積回路上の受動素子についての理解を最終目標として、講義と演習とで構成されます。 講義では、高周波回路を理解し、受動素子を設計するために必要な基礎を説明します。 具体的には、(1)分布定数回路と伝送線路、(2)スミスチャートと散乱パラメータ(Sパラメータ)、(3)インピーダンス整合、(4)オンチップ受動素子について説明します。 演習では、講義での説明内容を、実際にCADを用いて確認します。

以下の課題を行います。 (1) シミュレータを用いたRF回路の評価、(2) 電磁界シミュレーションを用いたオンチップインダクタの評価。 本設計演習は、電子回路や半導体工学の基礎知識を有するが、RF回路の設計経験のない人を対象としています。

講義題目: RFオンウェハ測定
講師氏名: 藤島 実 (東京大学 助教授)
概要: RFをオンウェハで測定するのに必要な知識について講習を行う。
講義題目: RFオンウェーハ測定実習
講師氏名: 協力:日本マイクロニクス
概要: ネットワークアナライザとマニュアルプローブを用い、高周波測定の実習を行う。
演習で使うCADツール
アナログ/RF回路設計ツール: Agilent社 RFDE