平成14年度 VDEC CAD技術セミナーのご案内


新着情報


本年度第1回のCADツールトレーニングでは,各CADツールベンダーのトレーナの方々にVDECで利用できるCADツールの操作方法等をトレーニングしていただくものです.今回は本年度最初の講習会ですので,LSI設計の初心者を対象としたものとなっております.

本講習会は,VDEC CADユーザでかつLSI設計に関する基礎知識があれば設計経験の有無は問いませんので,奮ってご参加下さいますよう御願いします.尚,ご不明な点がございましたらお手数ですがセミナー担当 一色(isshiki@vdec.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください.


  1. 開催日:

     

    2002年8月19日(月)〜20日(火)

    Cadence社 Silicon Ensemble講習会

    2日間
    開催終了
     

    2002年8月21日(水)

    Cadence社 Virtuoso Layout Editor講習会

    1日間
    開催終了
     

    2002年8月22日(木)〜23日(金)

    Cadence社 Diva講習会

    2日間
    開催終了
     

    2002年8月26日(月)〜28日(水)

    Milkyway/Apollo講習会

    3日間
    開催終了
     

    2002年9月2日(月)〜3日(火)

    Star-HSPICE講習会

    2日間
    開催終了
     

    2002年9月9日(月)〜10日(火)

    Synopsys社 Chip Synthesis講習会

    2日間
    開催終了
     

    2002年9月11日(水)

    Synopsys社 Scirocco講習会

    1日間
    開催終了
     

    2002年9月12日(木)〜13日(金)

    Synopsys社 NanoSim講習会

    2日間
    開催終了
     

    2002年9月11日(水)〜13日(金)

    Mentor Graphics社 CalibreDRC/LVS/EXT講習会

    3日間
    開催終了
     

    2002年9月17日(火)

    Prolific社 ProGenesis講習会

    1日間
    開催終了
     

    2002年11月13日(水)〜15日(金)

    Magma社 Magma講習会

    3日間
    開催終了

  2. 開催場所:

    Cadence,Apollo/Milkyway,Star-HSPICE,Mentor,Prolific,Magma講習会:

    • 東京大学 大規模集積システム設計教育研究センター 工学部10号館4階 VDEC WSセミナー室

    Synopsys講習会:

    • 日本シノプシス 東京本社 新宿三井ビル20階 トレーニングルーム

  3. 定  員:

    Cadence,Apollo/Milkyway,Star-HSPICE,Mentor講習会:

    • 40名

    Synopsys講習会:

    • 30名

    Prolific講習会:

    • 20名

    Magma講習会:

    • 30名

  4. 参加費:

    • 無 料

  5. 講習会会場へのアクセス方法

  6. 留意事項:

    • 本講習の受講対象者は原則として教職員もしくはその代理の大学院生とします。
    • すべてのトレーニングには,UNIX及びX-Windows上での基本操作及びテキストエディタ(viまたはemacs)の熟知が必要となります。
    • 各トレーニングコースにおいては,それぞれ専門的な知識を要しますので,下記の各コースの受講対象者の欄をお読み下さい。
    • 定員数にかぎりがあるため,同一研究機関や研究室等から複数名の参加を希望される場合は,申込状況によっては参加人数を制限させて頂く場合もありますので御了承下さい。 この場合には別途こちらからご連絡させていただきます.
    • CADツールトレーニングの参加費は無料ですが,参加に伴う 交通費,宿泊費等は参加者の負担となりますので御了承下さい。
    • 講習内容の詳細につきましては,確定次第ご連絡させていただきますが,当日の時間的な制限で若干変更になることがありますことをご了承ください.
    • CAD講習会のテキストやラボデータは,公開可能な物に関してはweb上でVDECユーザのに限定で公開しております.こちらをご覧ください.

  7. 講習会詳細


Cadenceツール講習会 (会場:東大VDECセミナー室)

以下のそれぞれのコースは,別枠の申込となります

SiliconEnsemble講習会

開催日程: 2002年8月19日(月)〜20日(火) :9:30〜17:00
概要:
 デザイン・フロー、入力データ・フォーマット、配置、配線に関する基本操作を学習します。(ただしタイミング・デザインを除きます)
受講対象: UNIXの基礎知識をお持ちの方, レイアウトの基本概念を理解されている方.
講習内容:

  • SEの概要、環境設定、起動方法
  • Floorplanning(フロアプラン)
  • 入力データ・フォーマット(LEF/DEF)
  • QPlace(自動配置)
  • CT-Gen(クロック・ツリー自動生成)
  • Special Routing(電源配線)
  • Global Routing(概略配線)
  • Final Routing(詳細配線)
  • Warp Route
  • Engineering Change (ECO)

Virtuoso Layout Editor講習会

開催日程: 2002年8月21日(水) :9:30〜17:00
概要:
 Layout Editorの使用方法について学習します。
受講対象: UNIXの基礎知識をお持ちの方,X-Window環境の基礎知識をお持ちの方,マスク・パターン設計者の方
講習内容:

  • テクノロジーファイル・display.drfファイルの概要
  • Layout Editorの環境/コマンド
  • レイアウト演習レイアウト演習


Diva講習会

開催日程: 2002年8月22日(木)〜23日(金): 9:30〜17:00
概要: DRC, 抽出,LVSの実行方法,デバッグ方法を学習します。
受講対象: Virtuoso Layout Editorコースを修了された方
講習内容:

  • ツールの実行
  • エラーのデバック
  • ルール記述の解説
  • extractionテクニック


Milkyway/Apollo講習会 (会場:東大VDECセミナー室)

開催日程: 2002年8月26日(月)〜28日(水): 10時〜17時
概要:Milkywayでの配置配線用ライブラリやデザインのセットアップ、自動配置配線コアツールApolloのデザインフローと各フェーズでの機能を講義と実習を通して習得して頂く基本コース.

Milkyway講習会

受講対象: IC 設計の基礎知識を有する方を対象
講習内容:

  • データファイルについて
  • テクノロジファイルについて
  • ライブラリデータ作成方法について
  • 実習(Milkyway)

Apollo講習会

受講対象: IC 設計の基礎知識を有する方を対象
講習内容:

  • ネットリスト入力
  • フロアプランについて
  • 配置機能について
  • Clock Tree Synthsisについて
  • 配線機能について
  • LVS/DRCについて
  • データ出力について
  • 実習(Apollo)


Timing-Driven 講習会

受講対象: IC設計の基礎知識を有する方を対象
講習内容:

  • R/C(抵抗/容量) 抽出
  • Delay(遅延)計算
  • Timing Libraryの作成
  • Timing制約の取り扱い方
  • Timing-Drivenレイアウト
  • 実習(Apollo)


Star-HSPICE講習会 (会場:東大VDECセミナー室)

開催日程: 2002年9月2日(月)〜3日(火) 10時〜17時
概要: Star-Hspice の基本的な機能と回路記述方法をベースに、演習問題を通じて Star-Hspice の操作方法と シミュレーション統合環境 CosmosSE を用いたシミュレーシン・フローを学習
受講対象: 電子回路に関する基礎知識を有する方を対象
講習内容:

  • Hspiceの概要(Hspiceシミュレーションの位置づけとネットリスト概要)
  • 独立電源モデルの記述(記述例の説明)
  • 素子モデルの記述(受動/能動素子,伝送線路の記述例およびその説明)
  • 解析設定(主な解析タイプの記述例およびその説明)
  • Hspice の実行方法(ネットリスト規約やライセンスの説明,実行方法の説明)
  • CosmosSE による回路図エントリー、Hspiceの解析コントロールおよび波形解析方法の説明)
  • ネットリスト構造(サブサーキット、外部ファイル指定による入力ネットリストの階層化の説明)
  • 出力コマンドの設定(print, probe記述 等の説明)
  • オプション設定(一般制御、解析制御の説明)
  • その他の解析オプション(Measure,繰り返し解析,統計解析,最適化の説明)
  • その他の使用法(パラメータ設定,モデルセレクタ等の説明)
  • 解析方法と非収束問題(基本的な解析アルゴリズムと収束の原理を説明)



Synopsysツールを用いた論理設計 (会場:日本シノプシス社トレーニングルーム)

以下のそれぞれのコースは,別枠の申込となります

Design Compiler講習会

開催日程: 2002年9月9日(月)〜10日(火):10:00〜17:00
受講対象:
論理設計の経験があり,VHDLまたはVerilog-HDLの基礎知識を有する方を対象
講習内容:

  • 回路合成・解析ツールの基本操作
  • クロック・設計制約の設定
  • 階層コンパイル
  • 最適化

Scirocco講習会 (VHDL Simulator)

開催日程: 2002年9月11日(水):10:00 〜17:00
受講対象:
VHDL での設計経験のある方、または同等レベルの知識がある方を対象
講習内容:

  • VHDLシミュレータの基本操作
  • 効果的なVHDL記述スタイル
  • Virsim GUI によるデバッグおよび解析機能


NanoSim講習会(トランジスタレベル解析)

開催日程: 2002年9月12日(木)〜13日(金):10:00 〜17:00
受講対象:
トランジスタレベル設計の基本的な知識を備え,SPICEネットリストを理解できる方を対象
講習内容:

  • ダイナミック・タイミング及びパワー解析ツールの基本操作
  • 必要となる入力データ及び出力データの解説



Mentor Graphics 検証ツール講習会 (会場:東大VDECセミナー室)

以下のそれぞれのコースは,セットでの申込となります

CalibreDRC/LVS講習会

開催日程: 2002年9月11日(水)〜12日(木):10:00〜17:00
受講対象:
マスクパターンに関する知識をお持ちの方を対象
講習目的: IC レイアウト検証ツールCalibreを使用して、ルールファイルの作成方法、DRC/LVSの実行方法について学びます。
講習内容:

  • 階層認識の概要
  • ルール・ファイルの設定
  • ツールの実行
  • エラーのデバッグ
  • DRCルールの記述方法
  • LVSルールの記述方法

xCalibre講習会

開催日程: 2002年9月13日(金):10:00〜17:00
受講対象:
マスクパターンに関する知識をお持ちの方、Calibre DRC/LVSのトレーニングを受講済みの方
講習目的: 寄生容量/寄生抵抗抽出ツール xCalibre を使用して、各用途に応じた抽出フローや、抽出方法について学びます。
講習内容:

  • xCalibre の概要紹介
  • 容量/抵抗の抽出モデル
  • 容量/抵抗抽出のためのルール設定
  • xCalibre の実行方法


Prolific社 ProGenesis講習会 (会場:東大VDECセミナー室)

開催日程: 2002年9月17日(火):10:00〜17:00
受講対象:
基本的なUnixの操作方法の方
講習目的: ProGenesisを使用してSPICEネットリストからセルレイアウト生成までのフローとカスタムジェネレータ操作方法を習得します。
講習内容:

  • ProGenesis機能概要
  • ProtechとTCLファイルによるテクノロジ定義
  • ProSpin操作(SPICEネットリストからセルジェネレータ作成)
  • ProGen操作(セルジェネレータからセルレイアウト作成)
  • ProSticks(スティックス図エディタ)によるセルレイアウト生成
  • ProSticksによるセルジェネレータ操作方法
  • 実習


Magma社 Magma講習会 (会場:東大VDECセミナー室)

開催日程: 2002年11月13日(水)ー2002年11月15日(金):10:00〜17:00
受講対象:
IC設計の基礎知識を有する方を対象
講習内容:

  • 11月13日 Blast Fusion講義及び実習
  • 11月14日 Blast Fusion講義及び実習
  • 11月15日 Blast Noise講義及び実習

Magmaツールの特徴について

  • Magmaツールは論理合成と配置配線をワンパスで行う.
  • 0.25um以下のプロセスで満足のいく設計が出来る.(その分使用法は複雑)
  • HDL記述からレイアウトが生成できる.
  • 今までの設計資産(ライブラリなど)がそのまま使える.


各協力CADベンダーのページ(順不同)



その他のリンク


VDEC Home Page / Univ. of Tokyo. / www-admin@vdec.u-tokyo.ac.jp