平成17年度第2回VDEC CAD講習会のご案内
新着情報
本年度第2回のCADツールトレーニングでは,昨年度までと同様に各CADツールベンダーのトレーナの方々にVDECサブセンターにお越ししていただいて,VDECで利用できるCADツールの操作方法等をトレーニングしていただくものです.
本講習会は,VDEC CADユーザでかつLSI設計に関する基礎知識があれば設計経験の有無は問いませんので,奮ってご参加下さいますよう御願いします.尚,ご不明な点がございましたらお手数ですがセミナー担当
高木(ktakagi@vdec.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください.
2006年 3/7(火)-3/8(水)
10:00-17:00 30名 2日間 申込受付終了2006年 3/14(火)-3/15(水)
10:00-17:00 18名 2日間 申込受付終了2006年 3/16(木)-3/17(金)
10:00-17:00 15名 2日間 申込受付終了2006年 3/28(火)-3/31(金)
10:00-17:00 20名 4日間 申込受付終了2006年 4月7日(金)
10:00-16:00 40名 1日間
開催日程 2006年 3/7(火)-3/8(水) 10:00-17:00 開催地 金沢大学 VDEC設計室
〒920-1192 石川県金沢市角間町
自然科学2号館3階 2A313
http://vla.ec.t.kanazawa-u.ac.jp/vlsi/access.html
定員 30名 講師 未定 概要 Analog Artistの環境設定、およびシミュレーションの実行と解析方法を学習します。 受講対象 - UNIXの基礎知識をお持ちの方
- X-Window環境の基礎知識をお持ちの方
- 回路設計者の方
講習内容
開催日程 2006年 3/14(火)-3/15(水) 10:00-17:00 開催地 広島大学
会場へのアクセスは以下のURLをご参照ください。
http://www.dsl.hiroshima-u.ac.jp/vdec/VDECsub.html
定員 18名 講師 未定 概要 準備中 受講対象 中〜上級向け 講習内容
開催日程 2006年 3/16(木)-3/17(金) 10:00-17:00 開催地 福岡システムLSIセンター
定員 15名 講師 シノプシス社より派遣 概要 HSPICE の基本的な機能と回路記述方法をベースに、演習問題を通じてHSPICE の操作方法と、シミュレーション統合環境 CosmosSE を用いたシミュレーション・フローを学習 受講対象 電子回路に関する基礎知識を有する方を対象 講習内容 - Hspiceの概要(Hspiceシミュレーションの位置づけとネットリスト概要)
- 独立電源モデルの記述(記述例の説明)
- 素子モデルの記述(受動/能動素子,伝送線路の記述例およびその説明)
- 解析設定(主な解析タイプの記述例およびその説明)
- Hspice の実行方法(ネットリスト規約やライセンスの説明,実行方法の説明)
- CosmosSE による回路図エントリー、Hspiceの解析コントロールおよび波形解析方法の説明)
- ネットリスト構造(サブサーキット、外部ファイル指定による入力ネットリストの階層化の説明)
- 出力コマンドの設定(print, probe記述 等の説明)
- オプション設定(一般制御、解析制御の説明)
- その他の解析オプション(Measure,繰り返し解析,統計解析,最適化の説明)
- その他の使用法(パラメータ設定,モデルセレクタ等の説明)
- 解析方法と非収束問題(基本的な解析アルゴリズムと収束の原理を説明)
開催日程 2006年 3/28(火)-3/31(金) 10:00-17:00 開催地 東北大学 未来科学技術共同研究センター
未来情報産業研究館6階 VDEC東北大サブセンター
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-10
アクセスは下記のURLを参考に。
http://www.fff.niche.tohoku.ac.jp/ja/index.php?%5B%5BMap%5D%5D定員 20名 講師 アジレント・テクノロジーより派遣 概要 前半3日間を用いて、高周波回路向けのADS(Advanced Design System)の基本的な使用法と、能動回路の設計に必要な知識をシミュレーション・タイプ別に説明します。実際に高周波回路設計をする上で必要となる評価項目をADSでどのようにシミュレーション/グラフ表示していくかを、ミキサ回路の設計過程を実習しながら習得します。
その後、最終日にADSの操作環境で動作するモーメンタムの基本操作を実習を通して学びます。受講対象 - ADSによるシミュレーション技術の基礎を身につけたい方。
- ADSのRF/RFIC/RF Boardデザイナー・スイートを使用して高周 波アクティブ回路設計をされる方。
- 理解している理論、知識を実際の設計でうまく活用できていない方。
- ADSを使用して電磁界解析をされる方。
- 回路シミュレータにない回路を解析される方。
講習内容 [1日目]
- 回路シミュレーション基礎
- システム・デザイン基礎
- DCシミュレーションとモデリング
サブ回路の作成とバイアス計算等のDC解析における設定方法
[2日目]
- ACシミュレーションとパラメータ・チューニング
小信号利得や雑音等のAC解析における設定方法- Sパラメータ・シミュレーションと最適化
Sパラメータ解析の設定方法および回路の最適化- フィルタ-E-Syn、トランジェント、モーメンタム、DAC
[3日目]
- ハーモニック・バランス・シミュレーション
スペクトラム、2波入力によるTOI等の測定等- 回路エンベロープ・シミュレーション
GSM信号源を用いたエンベロープ解析- システムとコ・シミュレーション
システム解析
[4日目]
- モーメンタムの基礎
概要及びレイヤの定義、メッシュの作成方法。
- クイックスタート
meander線路モデルの解析を使用した基本操作。
- モーメンタム RF
モーメンタム RFモードを使用してRFICを解析。
- モーメンタムによるアンテナ・デザイン
パッチアンテナを使用して、レイヤの追加/マッピング、ポート設定、メッシュ作成、、ビアの設定及びビジュアライゼーション機能の紹介。
- EMコシム
ADS回路スケマティック上で、EMシミュレーションを行うEMコシムの使用方法の紹介。
- 最適化
フィルタ回路を使用したモーメンタム Optimization方法の紹介。
開催日程 2006年 4月7日(金)10:00-16:00 開催地 東京大学 武田先端知ビル 1F セミナー室 定員 40名 講師 シルバコジャパン技術部 飯野 由久 様
シルバコジャパン技術部 長谷川 敦 様
シルバコジャパン技術部 桑垣 武司 様
概要 STARCの90nmスターシャトルのアナログPDKを使用した設計フ ローのご紹介 受講対象 講習内容 STARC 90nm PDK を使用して作成した回路、およびレイアウトの実例と、設計工程でのシルバコツールの操作の概要、および作業フローを紹介する。
回路設計工程においては、Gatewayスケマティックエディタによる回路図入力・編集から、SmartSpiceによる回路シミュレーションの実行、SmartViewによる波形の表示までを、統合された設計環境の中で使用例とともに紹介する。
一方、レイアウト設計工程においては、Expertレイアウト・エディタにおいて、パラメタライズド・セル(Pcell)をベースにした設計の流れと、その後のDRC/LVS検証についての使用例を紹介する。
また、HIPEX-RCを用いたレイアウト設計後の寄生素子抽出、ならびにポスト・レイアウト・シミュレーションについても、使用例とともに紹介する。
Agenda
11:00:Process Design Kit(PDK)とは?
13:00:STARC 90nm PDKのご紹介&使用例(デモンストレーション)
16:00 終了
講習会の参加申込みにはVDECにあらかじめ登録されている教官のアカウントが必要です. また,アクセス可能な計算機リストに登録されているマシンからのみ登録が可能です.ご注意ください
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