ポストレイアウトシミュレーション 
- ホームページから, transSDF.pl をコピー
して下さい.
- SDFの抽出 にしたがって,レイ
アウトデータからSDFファイルを抽出して下さい.
SDF INSTANCE NAME は必ず,VHDL ソースの Entity name
と同じにして下さい.
- 以下のスクリプトを使ってファイルを変換して下さい.
transSDF.pl original.SDF > new.SDF
- ホームページから, .
synopsys_vss.setup をコピーして下さい.
- VHDL 記述を design_compilerを使ってGate level に展開します例). add16.vhd
- ゲートレベルのVHDL記述を以下の手順で編集し,シミュレーション用の
記述を作成します.例). add16_sim.vhd
- VHDLソースの先頭にlibrary EXD; を付け加える.
- VHDLソースの先頭に use EXD.all; を付け加える.
- 入出力ポートの宣言文を消して SIGNAL (内部信号) として定義する.
- 以下のコンフィグレーション文を加える.
CONFIGURATION SIM_MODEL OF add16 IS -- entity のあとのなまえ
FOR gate_level -- Architecrute のあとのなまえ
END FOR;
END SIM_MODEL;
- PROCESS BEGIN 〜 END PROCESS; にあるシミュレーションのための記述
を加える.
- シミュレーション用のVHDL記述を,コンパイルします
> vhdlan add16_sim.vhd
- VSS シミュレータで,gate level のポストレイアウトシミュレーション
を実行します
> vhdlsim -i add16.inc -togfile add16.swt -
sdf_typ -sdf add16.SDF SIM_MODEL
Overlaying SDF file: "alu_frame.SDF" with timing
index: TYPICAL と出れば SDF の読み込み成功です.
- -i オプションは,vhdlsim の実行中に読み込むべきコマンドをあらかじめファ
イル化したもの(add16.inc)を読み込むための
オプションです
- -togfile オプションは,ネットリスト中の全ネットのとぐる回数を,add16.swtに出力するためのオプションです
- -sdf_typ オプションは,ディレイ計算をtypical case で計算することを指定
するためのオプションです.-sdf_max, -sdf_min もあります
- -sdf オプションは,遅延情報の入ったSDF(Standard Delay Format)ファイル
を指定するオプションです
このほかにもいろいろ便利なオプションがありますが,詳しくはVSS ユーザー
ズマニュアル,または
VSS簡易マニュアルを見て下さい
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Simulation
Edited by Tohru Ishihara