VDECでは、2000年―2002年にかけてSTARC(半導体理工学研究センター)の協力を得て、IPプロジェクトを行ってきましたが、それをさらに発展させ、VDECユーザ間でのIP再利用がより容易にさせるために、Open Core Protocol (OCP)を積極的に利用し、IPライブラリを充実させることを計画しております。
OCP (Open Core Protocol)はOCP International Partnership Association, Inc. (OCP-IP)によって提案されているIPコアのための共通インタフェースソケットです。下記に示すOCP-IPホームページからの抜粋のように、OCP-IPは非営利の団体であり、アカデミックな利用に対するサポートも充実しています。
OCP International Partnership Association, Inc. (OCP-IP)は、独立した非営利の半導体産業団体で、オープンコアプロトコル(OCP: Open Core Protocol)のサポート、促進、および強化を遂行するために設立されました。OCPは、完全に支援されたオープンライセンス方式の、半導体IP (intellectual property: 半導体設計資産)コアのための初めての総合的なインターフェイスソケットです。 |
VDECでは、現在、先行的にOCPを利用したIP開発、既存IPのOCPへの対応手法の研究などを行っており、今後公開予定です。また、各ユーザの作成したIPをVDECホームページ上のIP登録ページに登録することで、VDECユーザ間でのIP利用の促進をはかる予定です。
"OCP-IP Association Membership Application"フォームをご利用ください。アカデミック目的で利用するためには、次の2種類のメンバーがありますので、目的に応じて選択してください。
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